【強く、正しく、美しく】

『強く、正しく、美しく』…この言葉は、娘が小学生時代にミニバスで使っていた体育館壁に埋め込まれていた言葉です。

つまり、卒業した小学校の「校訓」。

 

躍心JAPANの団員さんの投げかけで、「ミニバスケの最大の意義は、勝ち負けか?それとも楽しみか?」について、以前Twitterで随分と白熱した意見交換がありました。
正直、かなり難しい議論ですね。

ただ、僕は、この議論で一番最初に浮かんだ言葉が、娘が卒業した小学校体育館にあったこの言葉「強く、正しく、美しく」です。
そして、厳しいバスケの道で壁にぶち当たる娘には、小学校卒業後もこの言葉を原点回帰のように投げかけています。

 

子供達はバスケを通じて、教科書にはない社会性を学びます。
いや、学べるはずなのです。
社会は、厳しく、愉しく、多くの可能性を秘めています。
その社会を愉しむため必要な、「自己実現能力」と「円滑なコミュニケーション能力」をバスケで学ぶことができます。

 

(自己実現能力=挑戦心×強い心身×ワクワク感)
(円滑なコミュニケーション能力=仲間意識×トキメキ感)

 

しかし、せっかく「自己実現能力」と「コミュニケーション能力」がバスケで学べるのに、子供達と接する「大人」側に問題があることが多いようです。
それは、少年スポーツ指導者だけに止まらず、親・地域・学校…つまり、身近な大人達の残念な振る舞いが、子供の成長を邪魔をしている機会が、案外多いんですね。

 

次のことは、ミニバスに限らず、学生競技全てにおいて言えることです。

 

子供達の人間形成を重視した心技体の育成では、
「子供本人(強い意思)」
「指導者(正しい教育方針)」
「家庭・地域社会(美しい姿勢)」
この三位一体が不可欠です。

 

しかし…この「強く、正しく、美しく」という三位一体が、案外難しい

 

「ミニバスの意義は、勝ち負けか?楽しみか?」の答えには、程遠いかもしれませんが、僕は、1人の不器用娘を見守る中、「楽しい」=「強い本人の意思」×「正しい指導」×「美しい身近な社会(親・地域)」という公式は見出しています。
その公式が、今回の問いかけに対する回答に使いキーワードではないかと…。
しかも、これまた、公式が「かけ算」というのがミソ。一つが「0」だと答えが「0」になる。つまり、どの要素も欠けてはいけないということですね。

 

そもそも、「強く・正しく・美しい」ことを心がけるミニバス・中バス運営を、僕は心の中で勝手にワクワクしながら応援しています。
それを呟き続けていると、自然派生的に共感する仲間がTwitter上で増えて、躍心JAPAN(旧「ツイワク団」)と名づけられ、いつのまにか団長に担ぎ上げられていました(笑。
逆に、正しくなく、美しくない「大人」を見つけると…心の中で勝手にカンチョーをお見舞いする一人パルチザンでもあります。
そう、子供の気持ち、子供の味方…いや、かみさんから「あんたが一番コドモやわ」と言われている者の、ささやかなる抵抗ですね…「想像カンチョー」って技。

 

とにかく、まずは子供達にバスケを「好き」に成って欲しい。
大人は子供にバスケを「好き」にならせてほしい。
中学生以上のレベルの高いチームとなると別ですが、特に小学生のうちどんなレベルのチームであっても、まず褒めることが重要だと思います。


子供は褒められる時に修正点も指摘してあげると、案外素直に耳を傾けるようです。(自分の娘や、そのチームメイトのミニバス時代に実験済み…笑)
叱られてばかりの時のマイナス思考より、褒められたプラス思考の時のほうが、素直に受け入れて、しかも理屈でも解ろうとする意欲がある。
それなら伸びますもんね…。

それって、案外大人でも職場では同じだったりしますよね。。。

 

子供に、バスケ「好き」になってもらった次は、さらの徐々に身につけて欲しいことがあります。
それは、複雑に入り混じるファンダメンタルと、仲間の大切さ・支えの感謝の気持ちを養う過程において、「発想の柔軟性」を養って欲しいのです。
バスケは、ハビット(習慣)のスポーツながら、予期せぬ試合展開、予期せぬアクシデントばかりですから、常に発想の柔軟性、逆境を乗り越える工夫と精神力が必要でもあります。

 

そして、「指導者」「家庭・地域」の大人たちが決して忘れてはならない、とても大切なことがあります。
いや、ほとんどの人がその大切なことを忘れてしまっている。

そもそも、広く多くの子供にとって、バスケをするということは、体の大きさや、運動神経の有無よりも、とても大切なのが「素直さ」。
その素直さを引き出すのも大人の役割なのですが、とても大切なことを忘れてしまっている大人が散見されることが残念でなりません。

 

「素直な子供」を増やために…

それは、子供と一緒に「大人も成長し続ける」ことです

 

子供達よりはバスケ経験があると言え、今も勉強していますか?
近所の子と、大人のほうから日頃元気良く挨拶などをして、コミュニケーションを取っていますか?
指導者が馬鹿だとか、あそこの親が嫌いとか、ネットや陰口で人を攻撃していませんか?
それら全てが、結局は、我がチームだけが良ければイイのですか?
いえ、残念ながら、それは「我が子・我がチーム」だけが良いというのでも違います。

 

実は「我が身」が可愛いだけの大人のエゴであるケースが多いようです。

もちろん、僕自身、全然この辺りは不完全です。
で・す・か・ら…一緒に変わりましょう。
大人も成長しましょう。
子供を変えたかたっら、我々大人から変わりましょう。

 

大人が、子供と一緒に「飽くなき向上心」「枠なき発想柔軟性」「潤いある人間関係」を大人が気付けば…

きっと…

「子供の強い意思」×「正しい指導」×「美しい家族愛・地域愛」=「楽しいバスケ」
が築けると、常々思うんです。

…そして結果的に、子供も大人もさらにバスケ好きに♪

 

バスケ経験浅く、指導者でもなんでもない、バスケをする娘を持つ、一人の親父です。
でも、娘本人の成長過程、これまでのありがたく恵まれた指導者の方々や地域の方々を通じて、僕自身が目からウロコだらけの経験をしたことから感じたことです。

「強く、正しく、美しく」

簡単なことば、気恥ずかしくカッコいい言葉ですが…社会活動において、我々大人がもう一度我が身の行いや振る舞いを考えるべき言葉だと思います。

 

当たり前のことができていない僕と一緒に、「大人から変わろう」(^^)/♪

 

 

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