子供に見せたくない大人事情のバスケ

どうも大人のバスケでは、子供には決して見せたくない暴言や掴み合いなど、めちゃめちゃ後味の悪い振る舞いのバスケが後を絶たないようですね…。
「2012ぎふ清流国体」の成年男子の試合でも、観客席の親子がどん引きの試合もあったようです。

 

これは僕自身も、初めて社会人クラブチームの大会を観戦した時に、一発触発のような試合ばかりだったのを目の当たりにして、当時小学生の娘は連れてきたくないと思った経験もあります。

学生バスケを観に行くと、そんな悲しい選手の振る舞いはほとんどないのですが、国体成年の部の選手には、社会人クラブチームの人が多いようです…

 

社会に出てのいろんなストレス・経験からくるプライド・スタイルの違い・自分達の不甲斐なさなどで、イライラ感が爆発する要素が異常にあるこの風潮…。
その結果、相手チーム・審判へのケンカ腰や見下しの態度、中にはチーム内での言い争い…めちゃくちゃ残念です。

 

「バスケットボールで勝つためにはそれくらい向上心がないとだめだ」と反論された方もいましたが…はたしてそうでしょうか?

僕はそれは大きな違和感を感じるなぁ…。

 
それは到底ストイックと呼べるものではなく、自分の弱さに負けているだけ。

そのような振る舞いが多い大人が蔓延しているうちは、少年少女のバスケが良い方向に向かうとは思えない…。

 

もちろん、中には素晴らしく気持ちのいいプレー。スポーツマンらしく相手をリスペクトしながら自分の力を発揮しようとする方。あいさつも立派な方もおられます。
でも…「荒れた」人が多いというのは、明らかな事実。

 

心豊かな子供を育むためには、大人から変わらないとアカンと思うんよね…。

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コメント: 2
  • #1

    chanelian (月曜日, 22 10月 2012 09:51)

    大人の試合はぜひ見て欲しい。技術、頑張っている姿は子供が見ても励みになるはず。ただ、本当に書いてあることのように礼を知らない輩のなんと多いことか。ほかの競技はいざ知らず、やはりバスケットボールをやるからには人として、大人として、プレーヤーとしての自覚を持って行動できる競技団体にしたいですよね。

    私も小さないながらもクラブチームの代表である以上、後輩にはしっかりと指導していきたいと思います。

    バスケをメジャーにするためには勝負だけにこだわったのでは駄目ですよね。殴り合いがただの喧嘩になるのか?それとも格闘技として競技になるのか?同じ殴り合いでも表と裏になり得る。バスケは裏ではなく表のライトの当たる競技にしたいなら、人間力も身に付けないと。

  • #2

    団長 (月曜日, 22 10月 2012 10:29)

    全く、chanelianさんのおっしゃるとおりだと思います!
    そして、クラブチーム運営の方のお言葉としても嬉しい限り!