【貯金…】
<2005年08月29日団長日記より>
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関空近くのショッピングセンター内のゲームセンターで、メダルゲームを必死にやる小2の娘を横目に、おれはUFOキャッチャーで、大き目の貯金箱をゲット。(取った本人は、一発ゲットの満足感あり!)
ディズニー「TOY STORY」に出てくるエイリアン人形型の大きめの貯金箱を娘に取ってやった。
 
それを娘にあげると、帰宅後すぐに彼女はおこずかいの小銭を、貯金箱へチャリン!
 
「あ…。ん?あれ?…とうちゃん、これ、お金入れたら、出てこぇへんわ…」
 
「そりゃそうや、だから貯金箱やねん。せやし、お小遣いを無駄遣いせずに、ちょっとずつでもお金を貯めていくのが、貯金やねん。簡単にお金を取り出せていたら、お金も貯まらへんやろ?」
 
「なるほどね。…。せやけど、この貯金箱、めちゃ大きいから、もっとお金入るやん。とうちゃん、もっとお金頂戴!」
 
「あほ!働いて人に喜んでもらうからお金ってもらえるねん。まだお前は働くよりも、たくさん運動して体を丈夫して、ちょっとだけ賢くなるためにお勉強もせなあかんから、働けへんやろ?だけど、その代わりに“お小遣い”をあげてるんや。そのお小遣いの中から、欲しい物を買うか、貯金するかは、自分で考えてみぃや…。お金の使い方も解るようになってきたら、どうしたら喜んで人からお金を戴けるようになるかを学んで行けばイイよ。」
 
貯金箱を大事に使い、お金の流れの意味も、自分なりに考えてくれるようになれば嬉しいしね…。
貯金箱の正しい使い方をレクチャーしたつもりだった…。
 
しかし…。
 
 
しばらく考えた娘は、いきなり貯金箱を持って歩き回り…おれのとこにも来た
 
「え~…募金おねがいしま~す。ここに募金入れてくださ~い~。これは貯金箱ではありませ~ん。…募金箱で~す。」
 
 
 
あ…その手もあったか…。
 
募金箱に名前を変えていたなんて…。
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